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活動報告

コミュニティ・ラーニング2020@岩手県野田村


8期生のコミュニティ・ラーニングのご報告です。未来共生プログラムでは1年次の8月にコミュニティ・ラーニングの授業で東北地方において東日本大震災の際に被災地となった地域に赴き、現地でフィールドワークを行います。今年で8年目です。今年度は新型コロナウイルスの影響のため、オンラインを取り入れて活動しました。副島 明日香さん(人間科学研究科・博士前期課程1年)からの報告です。

オンラインワークで学ぶ野田村との「つながり」(コミュニティ・ラーニング2020)

[写真1]班でのオンラインインタビューの様子
[写真2]2回目のインタビューに向けての準備

本年度のコミュニティ・ラーニングは、コロナ感染状況を考慮してオンラインフィールドワークという形式で実施しました。8月22日〜24日の3日間にわたり、受講生全員が吹田キャンパスに集まり、Zoomを用いて野田村の方々に講義を行って頂いたり、インタビューを行いました。私たちは、4つの班に分かれてそれぞれのテーマに沿ってインタビューを実施しました。

まず始めに、全体での講義として貫牛さんと小野寺さんに野田村の魅力や野田村の震災と復興について教えて頂きました。オンライン講義ではありましたが、実際に貫牛さんや小野寺さんの声を通してお伺いする事が出来た為、写真や資料からは分からない野田村への強い想いが伝わってきました。その後は、各班で分かれて事前に用意した質問内容を基にインタビューを実施しました。インタビューを実施していない時間は、各班でのインタビュー用意やまとめの時間としました。1日の最後には、受講生全員がその日の学びや感想を共有する時間として、全体での振り返り時間を設けました。

私は、この3日間を通して「つながり続ける大切さ」を学びました。私たちの班は、1回目のインタビューを終えてオンラインインタビューの呆気なさや寂しさを実感しました。また、インタビューの中で耳にした「よそ者」という言葉が、深く心に響きました。それ故、2回目のインタビュー準備の際には、外部者(よそ者)である私たちが、野田村と大阪という物理的距離やオンラインという障壁を如何に克服出来るかを試行錯誤しました。そこで、インタビュー前に「くるびあじがする」というパネルを用いたアイスブレイクを実施する等の工夫を凝らした結果、物理的距離や障壁を乗り越え「つながり」を生み出す事が出来ました。また、2回目のインタビューでは、外部者という立場だからこそ継続的に野田村とつながり続けることが大切である事、そして、外部者である大阪大学と野田村には10年間の年月を経た、深い「つながり」がある事に気が付きました。さらに、今回のオンラインワークを通じて、「つながり」とは物理的距離等は関係なく、つながりたいと想う気持ちが重要である事を実感しました。最後になりましたが、ワークにご協力頂きました野田村の方々、コロナ感染が懸念される中、多くの学びをご提供頂きました先生方、共に学び考えた受講生の皆さんには感謝の気持ちで一杯です。

(2020年9月23日, 副島)

 
 
 
 
 

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