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活動報告

公共サービス・ラーニング:日本災害救援ボランティアネットワーク


未来共生プログラムでは1年次の後期に「公共サービス・ラーニング」という授業科目があります。公共サービス・ラーニングでは履修生が学校、病院、自治体などの現場で実践家の人々とともに実際に様々な活動に従事して、多文化共生社会における実践的な能力を学ぶことを目的としています。7期生の公共サービス・ラーニングも無事に終わり、みなさん、いろいろな学びがあったようです。日本災害救援ボランティアネットワーク(略称:NVNAD)で活動した閔雅利さん(人間科学研究科・博士前期課程1年)からの報告をご紹介します。受け入れ先でお世話になったみなさま、ありがとうございました。

日本災害救援ボランティアネットワークでの5ヶ月

[写真1]津波避難ビル看板を発見
[写真2]クイズ回答

今回の公共サービス・ランニング特定演習でお世話になったのは日本災害救援ボランティアネットワーク(略称:NVNAD)です。日本災害救援ボランティアネットワークは、阪神・淡路大震災の被災者を救援するために全国から集まったボランティアによって発足した西宮ボランティアネットワーク(1995年2月)がその前身です。平常時の活動としては、地域防災活動、講義・講演・研修、ネットワークの構築につながる活動を行い、災害発生時には、被災地に赴き救援・支援活動などを行っています。事務所は西宮市に位置しています。

NVNADに10月から入り、およそ5か月の間に、NVNADを通して、様々な活動に関わってきました。活動は主に3つに分けています。まずは2018年に起きた西日本豪雨災害の救援活動に関する新聞記事のまとめ作業です。この作業主な内容はNVNADのブログと「響」という雑誌に載っている西日本豪雨災害に関する内容をまとめることです。そして、11月17日に西宮市で開催された防災ふれあいウオークという活動にも参加しました。この活動は武庫川女子大学と連携してやっている活動であり、参加者は地図を見ながら街中を歩き、チェックポイントをチェックし、最後ゴールする活動です。今年は第7年目です。南海トラフが懸念しているため、今年は「津波避難から自分自身や地域を守るための知識や意識を高める」というテーマでした。この活動に参加された方は20人近くいましたが、小学生1名を除いて、全員高齢の方でした。最後、1月10日から12日に西宮市で開かれたカレンダー市で手伝いをしました。カレンダー市というのは個人や企業などから寄附されたカレンダーをまとめ、カレンダー市で一般市民に販売し、売上金を救援活動に使う活動で、非常に大きなイベントです。今年は第24回目です。

5ヶ月の間、NVNADを通して、色々な活動に参加し、たくさんの人と出会いました。先生、同級生、友達からの声だけではなく、異なる年齢層、異なる職業、異なる地域、異なる生活習慣をしている人々と出会い、コミュニケーションを取り、様々なリアルな声を聞くことができました。そして、活動に参加するだけではなく、事前準備や計画などにも関わることによって、普通の学校生活で得られない体験も色々ありました。学生である私たちにとって、改めて、研究室にこもるばっかりではなく、外に出て、人と話し合い、人の声を聞く、人の生活を感じることが大事だと思いました。同時に、外国人である私にとって、これは日本の生活を再認識するチャンスでした。学生の立場ではなく、「社会人」の姿勢で学校以外の人と付き合い、学校生活以外の日本を見ることと感じることができました。最後に、この場を借りて、お世話になったNVNADの方々とご協力してくださった方々に御礼申し上げます。

(2020年2月20日, 閔)

 
 
 
 
 

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